May 01, 2009
悪意とデータ復旧
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NECは22日、東京都港区のホテルで定時株主総会を開き、業績低迷に対応し4月から3カ月間、取締役と執行役員報酬を役職に応じて10〜40%カットしたことを明らかにした。
総会では、2011年3月期連結決算で125億円の最終赤字に転落したことについて、矢野薫会長が「東日本大震災で厳しい事業環境になり、配当を見送るなど株主の期待に応えることができず深くおわびする」と謝罪した。
株主からは「技術を持っているのになぜ利益が出ないのか」など業績低迷に関する質問や不満の声が相次いだ。
総会は取締役13人の選任など会社側提案がすべて承認され、昨年より9分短い1時間58分で終了した。
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コニカミノルタホールディングスは22日、独自動車大手BMW、同物流大手DBシェンカーの2社と事務用複合機の納入、保守管理契約を結んだと発表した。今後数年かけて両社に7000台規模の複合機を設置し、メンテナンスも請け負う。受注額は計数十億円規模とみられる。
納入するのは主力複合機「bizhub」(ビズハブ)シリーズ。高画質、高速印刷に強みを持つほか、印刷時に使用者の個人認証を行うなど機密保全にも配慮している。BMW向けには、独ミュンヘンの本社や欧州内の生産工場、支店などに計6800台を設置。1社への納入量としては独保険最大手アリアンツに続く大型案件という。DB向けには、日本を含むアジア14カ国・地域の計197拠点で最低1台ずつ設置する。
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雨季、乾季はあるものの、年間を通じて気温や気候に大差のない常夏のマレーシアだが、花や果物には「旬」がある。南国フルーツの代表ともいえるバナナやパパイアなど“通年もの”は別として、6月から8月にかけて果物の最盛期となる。果物の女王と呼ばれるマンゴスチンやマレー語で髪の毛を意味するランブータンなどが収穫期を迎える。
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なかでも、まさに旬となるのが果物の王様といわれる「ドリアン(マレー語でとげのある果物)」だ。この時期になると、マレーシア人同士はドリアンの話題で持ちきりとなり、初物の味の品評や価格で会話が盛り上がる。それほどまでに人々が心待ちにするドリアンだが、今年は国民の楽しみだけにとどまらず、強力な“外交ツール”としても力を発揮しそうな気配だ。
4月27日に中国の温家宝首相が6年ぶりにマレーシアを公式訪問してナジブ首相と会談し、中国におけるマレーシア産ドリアンの輸入解禁の話がまとまった。今年は中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の対話関係樹立20周年に当たる。
また、ASEANで1974年にマレーシアが最初に中国と国交を樹立して以降、両国は良好な関係が続いている。
世界情勢が新たな局面を迎えているなか、国交樹立から37年を経て、双方のさらなる戦略的協力および連携強化をはかるのが今回の会談の狙いで、温首相から経済分野を軸に主に4項目について提案が行われた。
ドリアンの輸入解禁については、第2項目で定められた「中国マレーシア経済・貿易協力5カ年計画」の一つとして盛り込まれた。これを受けて、5月11日には中国政府から文書で正式な承認が得られ、7月から本格的に中国向け輸出が開始されることがノー農業・農業関連産業相によって明らかにされた。
これまで、マレーシア産果物の中国輸出については、2003年に2国間の農産物貿易交渉が決裂し、全面的に禁止された経緯があるだけに、ドリアンの輸出開始で農業貿易が前進し弾みがついたかたちとなった。
マレー半島を原産地とするドリアンは、においが強烈なせいでマイナス面が取り上げられがちだが、木の枝で熟した実が自然に落下して収穫された新鮮なドリアンは、芳香さえ漂い、クリーミーでねっとりとした格別の味わいがある。本場のマレーシア産ドリアンを口にして、すっかりとりこになってしまった日本人も多い。
ドリアンには数十種類の品種があり、価格も異なる。小ぶりの野生種(カンポン・ドリアン)なら1キロ当たり10〜15リンギット(約260〜400円)、「D−24」や、「Musang King(猫山王)」といった最高品種は同30リンギット以上の値がつくこともある。こうした高級ドリアンは、隣国シンガポールへの輸出が好調で、昨年は大幅に伸びた。さらに中国向け輸出が始まれば、品質の良いドリアンの需要が増加するのは確実だろう。
その一方で、政府発表によると国内のドリアン農園の作付面積は05年の6万3000ヘクタールから現在は5万5000ヘクタールまで落ち込んでいる。鮮度が命のドリアンは、生産者から消費者のもとへ、いかに早く流通させるかがカギだ。収穫から店頭に並ぶまでの流通体制が十分に整っていないため、品質の落ちたドリアンが売れず、過去に価格急落を招いたこともある。作業に手間がかかり、人件費を計上すると赤字になる農家にとって、広大な農園の維持は厳しい。
政府は需要拡大を見込んで、増産体制に向けた苗木の植樹を奨励するなど、農家にあらためて協力を働きかけはじめた。しかし、ドリアンは結実まで8年ほどかかり、熟成味のある実が収穫できるまでにはさらに3〜4年近くかかる。このため農家の多くは、植樹から収穫が期待できる十数年先には値崩れを起こすのではないかと不安で消極的な態度を示している。この状況が続けば、将来的にマレーシア国内でドリアンの価格高騰も避けられず高嶺(たかね)の花となってしまう可能性も否定できない。
今後、ドリアンの実の成り具合に対中国農産物輸出の浮沈がかかっているともいえそうだ。(在マレーシアジャーナリスト 大野素子)
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